息子はもうすぐ2歳半になります。夏休み中は普段行っているプレイグループが閉まっていたこともあって、英語に触れる機会が減り日本語優位になりました。
今日はそんな息子の最近の様子についてです。
相変わらず徹底していること
以前から何回も書いているのですが、私は徹底して日本語で話しかけています。そしてイギリス人の夫は英語で話しかけています。我が家では英語と日本語をごっちゃにしない「一親一言語」を徹底。
先日行ったスコットランド旅行で、同じく子供達をバイリンガルに育てている義姉夫婦(英語xドイツ語)を見ていてさらに確信しました。
子供達はお父さん(オーストリア人)とはドイツ語で会話し、お母さん(イギリス人)とは英語で会話していました。
5日間、お父さんに英語で話しかけているところを一度も聞かなかったので、完璧に使い分けているんだと思います。お父さんも子供達には英語を全く使っていませんでした。
私の目指す理想の家庭です!
ちょっと舌足らずの日本語がおもしろい
息子もようやく3文語くらいまでは話せるようになったので、会話ができて楽しいです。と言っても、単語を並べるだけのことが多いですが(笑)。
絵本の内容をよく覚えていて、ふとしたときに突然口に出すのがおもしろい。
「ママ、どうぶつ、どこにいる?」
あかいくるまのついたはこ
「おおきいかぶ、うんしょ、おじいさん、おばあさん」
おおきなかぶ―ロシア民話(こどものとも絵本)
「こっこさん、おとうさんのしんぶん」
絵本で覚えた単語を、実際に見た時に指さして教えてくれるのはいいんですが(例えば動物とか)、それが人間だとちょっと困ります。
電車の中で「おじさん」を指さして「おじいさん」と言ったり(汗)、
新聞を読んでる人を見て「しんぶん」と指さして言ったり、
寝てる人を見て「ねんねー」と言ってみたり。
言われた人はたぶん日本語を理解していないと思うのでニコニコ笑っているだけですが、秋に日本に帰ったときに電車の中で炸裂したらどうしようかとちょっと心配です。
その他にも、自分の手が汚れて黒くなったのを見て「トトロ、くろ」と言うので何を言っているのかと思えば、「まっくろくろすけ」のことだったりして、毎日頭を使って会話しています。
最近よく言うのが、「ママ、くつろう!」。「作ろう」と言っているつもりですが、言えません。「きつね」も「くつね」です(笑)。
イギリス人の子には英語で話しかけないと!
日本語優位になってきたのは嬉しいですが、私がそばにいると白人の子供にも日本語で話しかけていて、その子から
「何言ってるかその言葉が理解できないー」
と言われることもありました。
以前なら白人の子には「Hello, how are you?」と話しかけていたんですが、ちょっと混乱してきたのかな。たぶん夫と一緒の時なら問題なく英語を話しているものと思われます。
記憶力もついてきてびっくり
記憶力もついてきました。
2階建てバスに乗っていて足元に卵の殻が落ちていることがあったんですが(さすがロンドン、バスの中が汚い)、2週間ぐらい経って2階建てバスの同じ席に座ったときに「たまご、たまご」と言うので最初なんのこっちゃわかりませんでしたが、前に見た卵の殻のことを言ってたんですよねー。
他にも、ある車を指さして「グランダの、グランダの」っていうから、何かと思えば「グランダ(=Granddad=おじいちゃん)」が乗っている車に似てたり。おじいちゃんの車見たのは1ヶ月も前なのにな。
またある時は、お店で売っているジュースを見て、いとこの名前をしきりに呼ぶので、よく見ると旅行の時にそのいとこ達が飲んでいたジュースだったり。よく覚えてる!
また、息子は機関車トーマスの大ファンなんですが、キャラクター名も知らない間に覚えていて感心します。「好き」のパワーは絶大ですね!
最後に
2歳5ヶ月の息子の最近の様子でした。
まだ読み書きのできない年齢、耳から入ってきた言葉をそのまま覚えるので、ヒアリングは大事です。毎日、日本語のDVD(しまじろう)やYoutubeを利用しています。
そして秋に日本への里帰りの際には、実家近くの幼稚園の一時保育を利用して日本語ブラッシュアップの予定。日本の文化も一緒に体験してほしいな。
こちらのブログテーマも参考に!
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