8月上旬に行ってきたスコットランド旅行。前半はハイランド地方を旅行しましたが、 後半はエジンバラ近郊の夫の両親宅に滞在していました。
その滞在中に訪れた、国立航空博物館を写真と共に紹介します。
国立航空博物館
博物館と言えども、飛行場のような広大な土地すべてが博物館です。広すぎてとても半日ではまわり切れませんでした。
Hangarと呼ばれる飛行機の格納庫が点在していて、それぞれ軍機を展示していたり、民間機を展示していたりと種類によってわかれています。
中にはたくさんの種類の飛行機。こちらは黄色が目を引く医療用の飛行機(救急飛行機?)。
色も形も様々です。
ちなみに、2歳半の息子は飛行機よりも消防車に夢中でした。
一番人気はやっぱりコンコルド
この博物館で一番人気がコンコルドです。受付でも、「まずコンコルドを見に行け!」と言われました(笑)。
すっきりしたデザインがかっこよかったです。
特に、横顔が男前。ですが、英語では飛行機はshe(彼女)を使うんですよね。
実際に搭乗できます。
中は意外に狭かった。2列ずつの座席でした。
写真がぼやけてますが、コックピットも見学可能。
タイヤにも触れます。
下から見上げたところ。
飛行機に乗ることはあっても、こんな真下から見上げることは普通ないので、なかなかユニークな体験でした。飛行機好きにはたまらんと思います。
コンコルドの歴史
コンコルドと聞いて最初に思い浮かんだのが、墜落事故(2000年)でした。私にはそのイメージしかなかったのですが、商業的にも色々と問題があったんですね。
イギリスのBACとフランスのシュド・アビアシオンなどが共同で開発した超音速旅客機。初飛行は1969年3月1日。原型機4機を含め、20機が製造された。
高度5万5,000から6万フィートという、通常の旅客機の飛行高度の2倍もの高度を、マッハ2.0で飛行した。定期国際運航路線に就航した唯一の超音速民間旅客機でもあった。
開発当時は世界各国のフラッグ・キャリアから発注があったものの、ソニックブームなどの環境問題、開発の遅滞やそれに伴う価格の高騰、また大量輸送と低コスト化の流れを受けてその多くがキャンセルとなった。
特にニューヨーク便就航に際しては激しい反対運動が展開され、法廷闘争にまで至った。
最終的にはエールフランスと英国海外航空を継いだブリティッシュ・エアウェイズの2社のみによる運行に留まる。
(Wikipediaより)
超音速、マッハ2…乗り心地は一体どんな感じだったんだろう。飛行機が好きでない私はただで乗れても乗りたくないです(笑)。
コンコルドは2000年の墜落事故と、2001年のアメリカ同時多発テロ後の航空不況が原因で、2003年に全機が「退役」したそうです。
最後に
スコットランドの国立航空博物館、今回初めて訪れましたが、コンコルドがあったので飛行機にあんまり興味のない私でも楽しめました。そしてとにかく広いので歩き回っていい運動にもなりました(笑)。
博物館へはエジンバラ空港から車で1時間以内で行けます。公共の交通機関だと、エジンバラから電車でNorth Berwickに行き、そこからバスが出ているようです。エジンバラからの高速バスもあるみたいですね。
入場料は大人12ポンド、子供7ポンド(5歳以下は無料)、ファミリーチケット(大人2人+子供2人)31ポンドです。(2016年8月現在)
もう少し息子が大きくなったらもっと楽しんでくれるかなー、と思います。今は電車や車の方がいいみたいです(笑)。
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