ロンドンでシンプルに暮らす

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イギリスの保育園と日本の保育園。両方通わせた感想など。

2017年1月からナーサリー(保育園)に週2回通っている息子。保育時間は、8時~17時45分までです。1日分の料金を払っているので、その間だったらいつ行っても帰ってもオッケーです。

 

日本に里帰りしていたときは、日本の保育園に週2、3日通っていました。日本では「一時保育」とは言え、イギリスの保育園とは様子が随分と違う。日本の保育園はかなりきっちりしていますね。うちの息子が通う保育園が、かなりゆるい方だから余計にその違いが顕著なんでしょうか。

 

まず私が驚いたのは日本の保育園に持って行くものの多さでした。

 

リストが長すぎる!

一時保育だからなんでしょうか、持ち物リストの長さに辟易。

 

着替え上下2セットずつ、靴下と下着2セットずつ、パンツ5枚、帽子、ナイロン袋3枚、おしぼり、水筒、スプーンとフォークセット、タオル1枚、ビブ、コップ…

 

さっと思い出すだけでもこれくらい。お昼寝の時だけオムツをしていた去年は、これにオムツも持たせていました。

 

使用済みのオムツを持って帰る、と言うルールが一番の衝撃で。親が排泄物をチェックして、子どもの体調を知る目的があるのかなーって思っていましたが、なんか微妙な感じでした。

 

さらに、持ち物全部に(フルネームで)名前を書かないといけないんですよね。オムツにもビニール袋にも。これがめっちゃ大変。

 

靴下に名前書くのなんて、どうやったらいいのかわからず、友達にラインで聞いたことを思い出します(笑)。

 

息子の通う保育園では

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持ち物リストは、下記のみ。

 

  1. 歯ブラシ(←使ってる様子なし・笑)
  2. 着替え(←古いのでいいですよ、汚すから。枚数指定なし)
  3. コート(←夏はいらない)
  4. 走ったりするのに適した靴と雨用の長靴(←靴は履いていくので大丈夫)
  5. オムツ(←オムツははずれてるので不要)
  6. バック(←持ち物すべて入れて置いとく用)
  7. バギーやバイク(←使う人は外の小屋に置いておく)

 

今息子が持って行ってるのは、着替え上下1セットとパンツ1枚、そしてバイクかスクーターです。名前書くのも楽チン。

 

イギリスの保育園の様子

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息子の通う保育園ではクラス分けがなくて、2歳、3歳、4歳児がごちゃごちゃで過ごしています。各子供にキーパーソン(先生)がいて、その先生が主にレポートを書いたりしている様子。

 

一応、時間割のようなものはあるみたいですが、実際にその通りにしてるのかはナゾ(笑)。園内で遊びたい子は園内で、外で遊びたい子は外でと、割に自由に過ごしているみたいでした。

 

11時45分からはランチの時間ですが、保育園では「ディナー」と呼んでいます。息子にいつも「今日、何食べたん?」と聞くのですが、毎回「カレーライス♪」と答えるのが不思議すぎる(笑)。いくらなんでも毎週カレーライスではないと思う。

 

イギリスでは金曜日は魚を食べる習慣が昔からあったようで、その名残で毎週金曜日は必ず魚のメニューです。フィッシュ・アンド・チップス率多し。給食は日本に比べると、油っこいしジャンクです。ビーフバーガーなんて日もあります。もちろん、チップス(フライドポテト)付き(涙)。

 

日本の保育園の素晴らしいところ

息子を通わせた保育園は、創立7年くらいなのですっごくきれいでした。園庭も広いし、保育園内に小さな体育館(講堂?)もあり、広々としていました。

 

息子の通う保育園にも庭がありますが、前庭はアスファルト。裏庭が土と芝生です。

 

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日本では玄関で靴を脱ぐので、園内は清潔。日本じゃ当たり前ですが、イギリスでは室内でも土足なので、衛生面でどうかと思います。汚い床に転がって遊んでるんだろうなー。ま、そうやって強く育っていくのかもしれませんが(笑)。

 

その他は、やっぱり給食が素晴らしい。給食費200円を毎回払っていましたが、バランスの良い食事内容でした。息子も給食を毎回楽しみにしていたみたいです。

 

お迎えの時間がゆるいのも気分的に楽でした。5分とか遅れた日がありましたが、全然問題なし。

 

息子の通うイギリスの保育園では、お迎えの時間が15分遅れると5ポンド(約750円)チャージされます。以後は、1分ごとに1ポンドみたいです。これでもまだ寛容なほうで、他の保育園では5分遅れると5ポンドのところもあるので、遅れた日にはかなり凹みますね。

 

イギリスの保育園のよいところ

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人気のある保育園はそうではないですが、入るのが比較的簡単。イギリスの新学期は9月からなので、多くの子は9月から通い始めますが、空きができたら何月でも入れます。息子も1月からすんなりと入れました。

 

あとは、やっぱり国際色豊かなのが子供にとっていいと思います。息子の保育園でも、エリア的に黒人の子が多い目ですが、イギリス人、その他のヨーロッパ人、アジア人と色んな人種の子が通っているので、視野が広がっていいですね。

 

保育園でも、クリスマスはもちろんのこと、ヒンズー教のお祭りを祝ったりと、バラエティーあり、息子も小さいながらも色んなことを肌で感じていることでしょう。

 

息子が小学校のプレスクールに上がる2018年の9月まで、今の保育園にお世話になる予定なので、あと10ヶ月あまり楽しく過ごしてほしいなーと願っています。

 

おまけ

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今日はハロウィンでした。うちでは特に仮装とかしないんですが、一応息子に「何か着たい?」って聞くと、「バットマン!」と即答されました。

 

ちょうどパジャマの替えを買う必要があったので、前日にバットマンのパジャマを購入。今日はそのパジャマの上を着て、嬉しそうに保育園にでかけていきましたよ(笑)。

 

来年は、友達と「トリック or トリート」をしに、夜出かけたいって言いだすかもしれません。今年はまだあまりわかっていない様子なので、ホッとした母でした。 

 

息子のバイリンガルの様子はこちらの記事をどうぞ。

母語の大切さとか、環境の影響とか。一時帰国中の息子のバイリンガル度。

 

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