先月訪れたイギリス南西部コーンウォールで、ひっそりとたたずむマナーハウスを訪れました。
お天気はあいにくの雨。しかも豪雨のため、美しく手入れされた庭を堪能することはできませんでしたが、イングランド黄金期と言われたエリザベス朝に建てられた邸宅のインテリアが素敵で、しばしの間タイムトリップしたみたいでした。
エリザベス朝とは
エリザベス1世が治世した1558年から1603年までの期間を指すそうです。ざっくり言っても400年前!
邸宅の中はその当時の様子がよくわかるように保存されているとのこと。ナショナル・トラストによって保護されています。
ナショナル・トラストとは、「イギリスの歴史的建築物の保護を目的として設立されたボランティア団体」でイギリス各地にその保護されている建物や土地があります。
『ピーター・ラビット』で有名なビアトリクス・ポターは湖水地方を舞台にその物語を描いたそうですが、その湖水地方の4分の1がナショナル・トラストの管理下にあるそうです。
日本人にも大人気の観光地ですよね!
外観はこんな感じ
いかにもイギリス、って感じの石造り。ロンドンではあまりこの石造りの家を見かけないので、私の中では石造り=スコットランドっていうイメージです。
壁に沿って植わっているバラの花が素敵でした。
庭と邸宅を眺めてみます。お天気が残念過ぎる(涙)。
昔々のインテリア
寝室が素敵でした。こんな立派なベッドで寝てみたい。
お風呂は質素です。このバスタブがいかにも外国、って感じしませんか?
洗面台は大理石なんだろうか?イギリスによくある、水とお湯の出るところが分かれている蛇口はすごく使いにくいです(笑)。
天井を見上げるとすごく凝った造りでした。教会でもそうですが、こういう古い建物の中では必ず天井も見ることにしています。
家の中で見つかった鍵。昔の鍵は大きいですが、このタイプはイギリスでもまだ使われています。
時計もアンティークです。
写真にあるのはほんの一部。他にも絵画や巨大なテーブルなど、その当時の生活の様子がうかがえるものがたくさんありました。
手入れされた庭の様子
邸宅の中から庭を眺めると丁寧に手入れされているのがわかります。写真奥に見えるのはベンチです。
ラベンダーにはちょっと早かった!満開の時期だと香りもよくて、自然のアロマですね。
Trerice情報
Kestle Mill, near Newquay, Cornwall, TR8 4PG
ナショナル・トラスト経営のカフェやレストランはどこもはずれがありません。ここで食べたランチ(スープとカレー)もなかなかの味でした。おすすめは、やっぱりスコーンです。
いつも不思議に思ってたんですが、イギリス人ってお昼の11時頃にケーキを食べて紅茶(やコーヒー)を飲んでる人が多い。そしてランチを1時~2時頃に食べています。
我が家は朝が早いので、11時台にランチを食べることも多いです。色んな人達の、色んな習慣があっておもしろいですね!
近場にあったナショナル・トラストはこちらです。
こちらのブログテーマも参考に!
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