生まれて初めて経験したロックダウン(都市封鎖)生活1ヶ月を振り返ってみて、改めて非日常的だったと実感しました。
イギリスでは今月から徐々に規制が緩くなり、経済活動や学校、通勤などが再開される予定のようです。
もし実現されれば、4月のような生活はもうこの先経験することがないでしょうね。心からそう願います。
密な生活と夫婦喧嘩
私がいちばん自分自身に対して驚いていることは、イギリス人の夫と(ほぼ)24時間一緒の生活を1ヶ月も乗り切ったことです。
夫婦で商売をやってる友達カップルや、夫婦共に自宅勤務のカップルを見ては、「すごい、私には絶対にできない」と折につけ言っていましたが、1ヶ月とは言えまさか自分が経験することになるとは!
予想していたより夫婦喧嘩は少なかったですが、ある日私が夫に対してキレて、「謝れー」「あやまれー」と日本語で大声で怒鳴ったことは忘れることができない。今から思えば、気づかないうちにものすごくストレスが溜まっていたと思います。
別室にいた息子も声を聞いて大泣きし、その後息子が怖がって私のそばに来てくれなかったほど。最低な母親だったと猛省したけど後の祭り。
その後きちんと息子に謝り普通に戻りましたが、今後生活していく上で夫に怒りが込み上げてくる度にこの出来事を思い出すはずです。
一人っ子息子の生活環境
息子が1ヶ月もの間、大人オンリーの環境で生活したことはかなり異常でした。一人っ子の息子にとって友達に会えないのは辛いだろうな。
時々オンライン上では話したりできるけど、実際に会って話して遊ぶのとはずいぶん違うよね。
息子のことを想うと、そして私の仕事時間確保のことを考えると学校の再開を望みます。もし学校再開が新学期の9月になったらと想像すると、かなり頭が痛い。
けれどもコロナウイルスの事を考慮すると、感染の可能性が高くなる集団生活をさせるのには不安があります。
仕事が激減した
私は個人事業主として働いていますが、コロナウイルスの影響で仕事が激減しました。
夫は4月から6月末までパートタイムで働く事を選び、夫の収入も減りました。7月以降はどうなるのか今の時点では未定。
コロナをきっかけに、自分の働き方やビジネスの方向性も変えないと。今までの価値観は通用しないと痛感しています。
お金の使い道が変わった
4月に一番お金を使ったのは食費です。備蓄用にもまとめ買いするので、1回の買い物で支払う金額が倍になりました。オンラインスーパーでの買い物は、100ポンド(約13,000円)超えです。
外食費はゼロになりました。特に夫が外食好きで毎週末どこかに食べに行っていましたが、今はレディーミールで満足してるようです。
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あとは生活必需品。トイレットペーパー、洗剤、アルコール消毒液など買える時に買ってストックを持つ生活にシフト。
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他には息子の書籍代にお金を使いました。ロックダウン後もオンラインで週1回の音楽の個人レッスン(30分)を続けています。
私も夫も個人にはほぼお金を使いませんでした。私は洋服(トップス)を買い替えたいけど、お店に行けないから保留中。
これからは「何にどれだけお金を使うか」をよく考えていきたいと思います。
この1ヶ月も乗り切るよ
ロックダウンは始めるよりも終わらせる方が難しいと言われているそうですが、ほんとその通り。
以前の生活にはもう戻れなくなった今、「ウィズコロナ」時代をどうやって生きていくか模索中です。
今後もブログでシェアやアウトプットを続けていきます。