ロンドンでシンプルに暮らす

ロンドンでシンプルに暮らす

Love the life you live. Live the life you love.

だから借りるのも貸すのもイヤ

30℃越えのロンドンの夏を満喫中。ブリティッシュエアウェイズ(BA)のフライトを2回も(8月と12月)キャンセルされて、今年の日本行きは諦めがつきました。

 

日本に帰らない今年の夏休み、息子は4週間3つのサマーホリデースクールに通っています。私たち夫婦はその間せっせと自宅から仕事。

 

夫の勤務先の都合で、夏の旅行計画も立ってない、異常な夏です。

 

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さて、先日夫と息子が公園にサッカーをしに出掛けた時の出来事。友人から「借りた」持ち運びできるサッカーゴールを持って行きました。

 

そして、それを公園に放置して帰ってきました。実際に使ってみるとよくなくて、置いておいたら誰かが使うだろうと思ったそうです。

 

あとで話を聞いてみると、夫は「もらった」と勘違いしていたとのこと。きちんと説明しなかった私も悪かったけど、後の祭りで、すでにサッカーゴールはなくなっていました。

 

ものすごく嫌な気持ちになりました。借りたものをなくしてしまった。

 

そもそも、私たちが「サッカーゴールを貸して」とお願いしたのではなく、友人に会ったときに「使うと思うから貸してあげる」と渡されたものなのです。

 

「ありがとう」と受け取りましたが、実は内心あまりいい気はしなかったのです。私はモノやお金の貸し借りがすごく苦手で、普段の生活で避けているから。

 

借りているものって取り扱いに気を遣います。そして貸しているのも、「いつ返してくれるのかな」とヤキモキすることが多い。多分、私が神経質すぎるんでしょうが...

 

今でも覚えている、会社勤めをしているときに同僚とランチに行った時のこと。彼女の分を立て替えて、その後返してもらえなかった。先輩だから私からも言いづらかったです。

 

ある時は友人に現金を貸してあげて、今度会ったときに返すねと言われ、すっかり忘れられていました。ちょっと大きい金額だったので、「思い切って」テキストメッセージを送ってみたら、やっと返してもらえました。

 

と、まあそういう色々な経験から、「借りたものは絶対に返す」をモットーに生きているので、このサッカーゴール事件はショックでした。

 

コロナでママ友とカフェに行くことも少なくなりましたが、以前はコーヒー代を立て替えてもらった時はすぐにスマホにメモって絶対に忘れないようにし、Paypalや銀行振り込みオッケーの友達にはその場で支払っていました。

 

今はコーヒー代なんかの小さな金額は「おごる・おごられる」ことにしています。先日、友達が息子にアイスクリームを買ってくれた時に、「いくらだった?」と聞く代わりに「今度は私が買うね」とお礼を言いました。

 

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金額が全然違いますが、「スナックさいばら おんなのけものみち バックレ人生大炎上篇」の中で10万円を友人に貸して返ってこないと嘆いている相談者さんに、「どうせ返ってこないなら、もうあげたものにしてはどう?」というくだりがあります。

 

ちゃんと返してくれるかな、とヤキモキするよりは、最初から「あげたことにする」方が精神的には楽ですね。あくまでも金額によりますがね。

 

今日はとてもまとまりのない話でした。最後までお読みいただきありがとうございました(^^)