ランサローテ島旅行記7日目、最終日の前日は、Hariaという島北部で一番プリティーだという街を訪れました。
目的は、この島出身の芸術家(建築家)のマンリケがかつて住んでいた家を見に行くためです。
どの部屋を見ても、お庭を見ても、そしてプールを見てもうっとりする邸宅でした!
【1&2日目】ランサローテ島のこと。白い街並みと溶岩と透明な海。
【3日目】火山のティマンファヤ国立公園とラクダ。そしてワイナリー巡り。~ランサローテ島旅行記~
【4日目】またもや息をのむ風景に出会う。マンリケによって設計された洞窟アート。~ランサローテ島旅行記~
【5日目】すっごくキレイだけど何にもないビーチと、サボテン公園で一休み。~ランサローテ島旅行記~
【6日目】英語が通じなーい!舗装道路のないラ・グラシオーサ島での半日。~ランサローテ島旅行記~ - ロンドンでシンプルに暮らす
Hariaの街
マンリケの影響なのか、観光バスもよく見かけました。同じくらいの割合で、サイクリストもたくさん!
街自体はこじんまりとしています。パームツリーが至る所に生えていて、いかにもホリデーに来た~って感じ満載です。
家は四角です。どうやら、ペンキの色もダーク・グリーンとブルー(海沿いに多かった)に統一されているみたい。
街を少しだけ散歩して、お目当てのマンリケの家を見学してきました。
Cesar Manrique House Museum
マンリケが1988年から交通事故で亡くなる1992年まで、実際に住んでいた家が博物館として公開されています。
門を入ってまず目に入ったのが、公衆トイレ!!!
美術館みたーい!
入り口で入場料(大人一人10ユーロ)を払って、家の中に入っていきます。ギフトショップも開放的。
中庭からして、素敵。
内部も、トイレからバスルームからリビングルームから全てがとってもセンスがよかったんです。リビングルームが家の中心になっていて、そこから全ての部屋に行くことができました。
ジャズが好きだったらしく、ずっとジャズが流れていたのも、すごく心地よかったです。本もたくさんあったんですが、イサム・ノグチさんの本もありました。
こんなインテリアの家に住んでみたいね、と夫と話していました。広いし、息子も喜びそう~。
残念ながら、室内は撮影禁止でしたので、お庭の写真のみです。
こんなプールが家にある暮らしって、どう?
天気のいい日は(←毎日ですが)、外でランチもディナーもできる。
マンリケの死が突然だったので、お庭の改装プロジェクトは途中で止まっている箇所もあるそうです。
残念ですね。
写真にはないですが、晩年彼が創作活動をしていたスタジオ内も見学できます。
マンリケの家を見学後、Hariaでランチを食べて(これまた美味しかった!)、お土産屋さんをのぞいて、Hariaを後にします。
私が買いたかったけど、夫に拒否された置物。
ダメ?(笑)
ビーチ再び!
「家でゆっくりしたい」という夫を残して、私と息子で午後からOrzola近くのローカル・ビーチに行きました。
前に来た時よりたくさんの人がいましたが、でも混み混みじゃなかったし、息子も一緒に遊べる子供に出会ったりで、よかったです。
トップレスで日光浴している女性もちらほら。気持ちよさそう~。シュノーケルを持って海に入りに来ている老夫婦もいたりして、みんなのんびりと午後の太陽をエンジョイしていました。
もっといたかったけど、約束の時間に夫が車でお迎えにやって来たので、後ろ髪をひかれつつ、ビーチを後にしました。翌日のお昼に出発だし、仕方ない。
ここはまた是非訪れたい特別な場所になりました。
8日目(最終日)
あっという間の7泊8日の旅。最初はまだまだ時間はたっぷりある!と思っていましたが、終わってみればほんとうに短かったです。それだけ楽しい時間を過ごせたってことです、ね。
朝は、余裕をもって早い目に家をでました。空港への道中でガソリンを満タンにしました。毎日30分~2時間ほど運転して、34.85ユーロでした。夫は「安いな~」って言ってたけど、イギリスに比べて安いんでしょうかね?
空港のチェックインは予想外に長蛇の列、でした。easyJetという格安航空会社を利用しましたが、ロンドンのガトウィック空港ではチェックイン&荷物を預けるのも全部機械でさくっとできたので、そのギャップが。
同じ航空会社を使っていても、現地の空港によってシステムが違うのは当たり前ですね。そして、帰りの便は運悪く、1時間も遅れていたので、空港でゆっくりしました。
ロンドンに帰って来て、その曇り空と肌寒さにがっくりしたことは、言うまでもありません(笑)。
またいつか訪れてみたいランサローテ島。でも今度来るなら、カナリア諸島の別の島にも滞在してみたいです。
ランサローテ島旅行記、最後は食べ物編です。
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