Twitterで、#一日一捨て のハッシュタグで発信を始めたのが今年(2020年)に入ってから。それからほぼ毎日不用品を手放していました。
始めは順調で2月初旬には、「【手放す】#一日一捨て を始めて不用品処分が加速中!」というタイトルまでつけて、下書き準備に入っていたのですが…
#一日一捨て、挫折
1ヶ月もするうちに、朝起きてすぐに「よし、今日はアレ捨てよう」と頭に浮かぶほど毎日の習慣になっていたのですが、残念ながら挫折。
なんで続かなかったのか、原因はいくつか思い当たりました。
失敗の原因考えてみました
原因1 手段と目的が逆になってきた
「1日1個は必ず手放すものを探す」という勝手に決めたマイルールでやっていたのですが、いつの間にやら手段と目的がごちゃごちゃに。
目的は、「不要なモノを手放して、スッキリ暮らす生活を手に入れること」なのに「手放したモノをTwitterに投稿すること」が目的となってきていた自分に気づきます。
そしたら、毎日やっていくことがしんどくなってきました。
原因2 場所ごとに片付ける方が効率的
「とりあえず何か手放そう」と意気込んで片付けていくと、実際にモノの数は減っているのですが、全体的にみると片付いたようには思えませんでした。
片付ける場所をピンポイントで決めて、その場所を集中的にやっつけていく方が私の性格にあってたみたいです。今ごろ気づいた?笑
原因3 コロナの影響で不用品を外に出せない
基本、モノを捨てるのは苦手です。幸いイギリスではチャリティーショップが至る所にあり、私が不要だと判断したモノで状態が良いものは、ほとんどをチャリティーショップに寄付してきました。
もしくは、知り合いに譲る。値段がつきそうなものはネットオークション(eBay)で売る。
でも今はコロナの影響で、チャリティーショップは閉鎖中。ネットオークションで売ろうにも、最寄りの郵便局も閉鎖中。
イギリスでは家の前に不用品をならべて置いておくと、誰か欲しい人が持って行ってくれるんですが、それもこの状況だと衛生的にもよくない。
というわけで、処分しきれなかったモノが紙袋に入ったままベッドルームの端っこに放置されております。
原因4 手元に残しておいたものが今、活躍中
「もう使わないだろうから、捨ててオッケー」と判断してよけて置いたモノが、このコロナ時代に活躍しているという事例にいくつも遭遇。
例えばこの本、今の息子にはもう簡単過ぎるから手放す予定でしたが、このロックダウン中にまた読み始めて意外に大活躍です。
他にもタルトの型とか、ミニ土鍋とか。外出規制のため家で料理する機会が普段より増えてて、活躍しています。
また、「処分してしまったけど、取って置いたらよかったよ」とちょっぴり後悔しているモノもあり。アシックスのランニングシューズとか、卓上コンロとかです。(もう何年も前のアイテムだけど)
手放したアイテム(写真)
最後に、「#一日一捨てチャレンジ」で手放したアイテムの写真です。
お気に入りだったユニクロのワイドパンツ(色褪せがひどかった)。同じくユニクロのヒートテックともお別れ。ZARAで購入したプチプラのトップとバッグ(ほとんど使わなかった)。
【断捨離】ユニクロ離れが加速中。コート、ニット、シャツを手放しました。 - ロンドンでシンプルに暮らす
セールで購入したニューバランスのスニーカーも。
サイズアウトした息子のTシャツ。
洋服やバッグ類はまとめて学校のチャリティーに寄付しました。
他にも色々と手放しました。
もう使わなくなったお弁当箱。
やっぱり不要だった、イケアで購入した収納ボックス。これも今なら保存用の食品入れておくのに重宝しただろうになぁ。
レシピ本、菜箸、ベルト、キーリングなど。
他にも細々とありましたが、全部載せきれない!
日々変わっていく価値観
外出規制が始まって、自宅で過ごす時間が当たり前になったこの3週間。洋服も同じ3パターンを着まわしたりして、外に出ないということがこれほどにも生活に変化を与えるのかということに驚いています。
ショップから次々と割り引きセールのメール届くけど、あまり物欲が湧いてこない。今欲しいのは、ジョギング用にスポーツウェアかな。
— キミコ@ロンドンで引きこもり (@kimiko_ochetta) 2020年3月29日
新しいバッグも洋服も今は特に欲しいとは思わない。値段が多少高くても、やっぱり自分の気に入ったものを長く愛用し続ける方向にシフトしていきたいですね。
規制が緩くなり、外出できるようになると抑えられている(ように見える)物欲が爆発して、買い物に走ってしまうんだろうか、とか色々と考えてしまう今日この頃です。